と、いうことで、帰ってきちゃったんですけどね。
北インドで父とめぐっていた仏教聖地。ネパールでの旅もその延長になったので続きを書いておきます。
インドで最後の |
「そんなことないです」
って冷静を保ったけど、出国できなかったらどうしようかと思ったよね。
まぁなんとかなった。インドで最後に口にしたのはCafe Coffee Dayのカプチーノです。
Cafe Kaldi |
で、たどり着いたネパールの首都カトマンドゥ。
やたらと入国に時間がかかる(ヴィサは到着時申請OK)と言われていたので書類もざざっと書いて持って行ったらあっさり手続きが済み、出口へ向かう。
インドルピーは1.6の固定で両替できるらしいと聞いていたのだけれど、ついてみたら「政府の決まりで500と1000インドルピー紙幣は両替できないよ」と空港で言われる。。。インドの銀行のお金全部おろしてもってきたのに泣
(あとで両替専門のオフィスのようなところに連れていってもらったら、100インドルピーなら1.6で500と1000は1.5、他のとこで両替す ると500/1000は1.0とか言われました。そこいらで野菜とか売ってるインド人の人に替えてもらうという手もあるらしい)
でもプリペイドタクシーのカウンターで1000ルピーをあげて、おつりをネパールルピーでもらうことに成功。 これで街へ、と思ったら行き先告げてないのにいくら、と言われる。
「まだどこ行くか言ってないじゃん」
「Thamel(外国人観光客がよく宿泊するところ)に行くんでしょ」
「ちがうんだけど…」
私は以前いっしょに同じNGOで働いていたFさんを訪ねてネパールに来たので、他の人とはちょっと違うとこに行くんですー。
で、Fさんとの待ち合わせに使ったのがMaharajgunjというエリアのCafe Kaldi。日本のカルディが出しているカフェです。ちとぱさぱさしたブラウニー。
Basantapur Durbar Square |
荷物をおいてさっそくカトマンドゥ観光。この街で人びとの足になっているのがマイクロやテンポと言われる乗り物。マイクロというのはワゴンみたいなもんで、テンポというのは三輪の乗り物。どちらもけっこーぎゅうぎゅうに乗りこんで、ほこりっぽい街をがんがん走って行きます。
最初に連れて行ってもらったのが地元の人がお買い物をするようなエリアと、Durbar Square。カトマンドゥ盆地の世界遺産の中に入っている場所。これは王宮の広場みたいなもんですね。
わいわい |
ここ、観光客はお金払うんですけど、地元の人にとっては普通に通り道。お金を…と言われるとFさんはすかさず「自分はここに住んでて通り過ぎるだけなのになんでお金を払わなくちゃいけないのよ」と言い、通してもらう笑
世界遺産が生活の一部なんてステキ。奈良とか京都みたいね。
カップルもいたりなんかして |
Kumari Bahal |
これはクマリという生き神さまの女の子が住んでいるところです。もちろん一般の人は会えません。
ネパールの木の窓枠はすてき |
New Road |
この広場近くのNew Roadは「カトマンドゥの銀座みたいなところ」だそうです。
この日はFさんのお知り合いの方のお食事に勝手に招かれて行ってきました。ご飯をメインにちょっとずついろいろな炒め物やカレーが出るのはネパールのおもてなしスタイルのお食事なのだそうです。優しい味がしました。
父と旅行中はけっこー早起きが多かったのでそのくせで早く起きちゃうと思ったのに、この日はグーグー寝ちゃいました。 ホテルよりおうちの方が安心しちゃうのかなぁ。
Budanilkantha |
次の日もカトマンドゥ近郊をご案内いただきました。
この日カトマンドゥで「Banda」があるかもとのことだったのだけど、中止に。これは政党などが主体になってやっているストライキで、影響力のある政党だとかなり大規模になったりするみたい。これは強制で、Bandaの日はフライトを除くすべての公共交通機関がマヒするそうです。これで日曜日の予定がダメになっちゃうけど、これがキャンセルになったんだって。
でも中止の連絡が連絡が遅かったのでFさんのお子さんの幼稚園は休園に。ちなみにネパールは土曜がお休みで日曜は平日だそうです。
で、観光。
Budanilkanthaは池に横たわるヴィシュヌ神の像が有名なお寺があるところ。ヒンドゥ教徒以外は入れませんけど。
この向かい側にある屋根付きベンチに座ってゆっくりしましょう。
このあとバス停へ行き、次の日に向かうルンビニ行きのバスチケットを購入しました。カトマンドゥからの長距離バスが出ているGongabu Bus Parkというところです。 ネットでは、カトマンドゥからルンビニまでの直接バスはないと読んでいました。ルンビニから1時間くらいのバイラワまで行き乗り換え、というのが通常ルート。なのに行ってみたらバイラワ経由の直行バスがあったんですよねー。朝出て夕方つく観光客向けのACバス。
Swayambunath |
カトマンドゥ盆地をぐるりと囲むRing Roadをすすみ観光再開。
Swayambunathはカトマンドゥの小高い丘にあるお寺。カラフル旗がばっさばっさとはためいています
カトマンドゥ盆地 |
ちと登りますが、景色はサイコー!街が四方に見渡せます。
ストゥーパ |
ネパール風な「Buddha's eyes」がいい感じです。
実はここも入場料が必要なんですが、Fさんがご存じの裏道を登っていったので払わず入っちゃいました。笑
登ったら降りる! |
でも堂々と正面から帰る。
降りるのはちとコワい。
で。
次の日(月曜日)アサイチでルンビニに行く予定だったんだけど。。。
バス停に行ってみたらBandaでバス出ないよとのこと。
なんとその日はルンビニでBandaだったんだって。超タイミング悪い泣 だからバスは出発しても到着できないわけ。
他にも有名な観光地(ヒマラヤが見えるポカラというところ)に行ったらと言われてちょっとどうしようかなと思ったけど、夜行バスもあるっていうんで(Bandaは夕方5時に終わるから)やっぱりルンビニに行くことにしました。
チケットを購入し直してFさんのおうちにすごすごと戻る。 この日は自分でマイクロやテンポに乗ってカトマンドゥを歩いてみる。
Thamel |
お昼休みのFさんとお茶をしてから向かったThamel。
Thamelエリアがはじまる通りの名前を告げてマイクロに乗ったのに、通りで車掌さん(っつっても若いおにーちゃんだけど)がここだよと言ってくれなかったんで、前述のNew Roadまで戻っちゃいました苦笑
なんか地図で見たより遠いなと思っていたらこの間見たNew Roadの建物が!!!「これNew Roadじゃないんすか」と乗客に聞いたら、そうだよと。。。降りたいとことっっくに過ぎてるじゃん。。。
そのまま乗ってたらぐるっと回って元のところに戻ると言われたけど、自分で歩いちゃうことに。まぁ、もともと帰りはNew Roadから帰るつもりだったし。
カフェ |
Thamelには外国観光客が多く集まり、安宿も多く(地元の人にはやはり高いそうですが)、おみやげものやヒマラヤのトレッキングに必要な用具を買いそろえることができるそうです。
あんまり観光客がいっぱいいるような街に行くのは好きではないのだけれど、こういうところでありがたいのはその国のものでないものが手に入ることです。ってことで、ケーキでティータイム。
Thamelで何度も「どこから来たの」と言われ、日本人だと言い当てた人はいませんでした。旅も後半でかなり日焼けしてたからか、インドで買った服(はネパールの人も着るけれど)を着ていたからか、英語のアクセントがカリフォルニア+インド調になっちゃったからなのかわかんないけど。
カトマンドゥではインド東北部のどっちかっていうと東南アジア系の顔立ちの人、北インドアーリヤ系、南インドドラヴィダ系、肌が白くて欧米人のような顔立ちの人、その他ミックスまでいろんな人たちがごっちゃになって過ごしているようです。
だから観光客だからと言ってアジア人だったら普通になじんじゃうかもしれないし。
これでいいのはじろじろ見られないこと。悪いのは初めて来て右も左もわからないのにネパール人だと思われてバスの降り方も教えてもらえないこと苦笑
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