2013年7月15日月曜日

北インドブッダ追っかけ旅 (9) Dharamsala

こんばんワニ。


今日も何かあるかと思ってたけど、やっぱりトラブルがありました。

今朝Air IndiaのフライトでDharamsalaへやってきました。

ここはチベット亡命政府のある、インドの中のチベットのようなところです。ダライラマ14世が住んでいる(忙しくていないけど)のもここ。

ホテルの人にタクシーをアレンジしてもらっていたのでドライバーの人と会って車へ。ホテルへ向かおうと空港を出ようとした直後、電話がありました。

「ミワクラバヤシさんですか」

「そうですけど」

ごにょごにょごにょ

「聞こえませーん!」

切れる。

また電話がかかってくる。

「ミワクラバヤシさんですか」

「そうです、私です。どなたですか」

「申し訳ありませんが7月16日のダラムサラ・デリー便がキャンセルになりました」

「はーー???次に乗れるのはいつなんですか」

「空港で聞いてください」

「あのー、今空港から出てきたところなんですけど。このまま空港の番号につないでくださいよ」

「いえ、空港まで行ってください」

「じゃぁ電話番号ください」

「いえ、空港まで行ってください」

…ムカつく。

ドライバー氏に言って戻る。ダラムサラの空港には2つしか空港会社が入っていないようで、Air IndiaとSpice Jetのカウンターのみ。Air Indiaのカウンターに行って次に乗れる便はいつか聞く。

「明日かあさってですね」

「それは飛ぶって確定してるんですよね」

「はい」

でも…16日に戻ると仮定してデリーでホテルとってるし。。。

そこでSpice Jetで問い合わせると、16日にもフライトがあるとのこと。でもやたら「天気が悪かったら飛びませんけど」と強調する。

ここは自称晴れ男の父に願かけして16日便とるっきゃない。そこでAir Indiaのキャンセル。というかキャンセルしたのは向こうなので払い戻しになる。でもなぜか私たちがAir Indiaに別途メイル連絡しないと払い戻してくれないという意味のわからない仕組み。まぁ、いろいろあるよね。。。同じようにAir Indiaのカウンターにいた女性は、ムンバイからの乗り継ぎが20分しかなくって、自分は乗れたけど荷物が届かなかったそう。明日宿泊場所まで持ってきてと言っていたけど、それも明日の便がホントに飛ばなければ持ってきてもらえない。それまで荷物なしなんて、サイアクだよね。

Spice Jetカウンターに戻って16日便をとる。でも同じように連絡をもらった観光客やら今日の便に乗りたい観光客やら割り込んでくるのでなかなか手続きしてもらえない。しかもクレジットカードが使えず、現金でフライトとるハメに。(なぜかインドのカードならたぶん大丈夫とか言ってた)

と、並んでいると、Air Indiaのカウンターで女性(なまりがヨーロッパのどっかって感じ)が16日キャンセルの件でブチ切れている。なんで、どーいうことなのよ、私のせいじゃない!とギャーギャー言っている。全部聞いてないのでわからないけど、じーっと見てたインド人男性が言うことにはどこかのエージェントを通して予約したようなので、そのエージェントにどうするか相談すればいいのになんで騒ぎ立てているんだとのこと。

ある程度のことなら「まぁ、インドだし」ですませることができるようになった私はこれくらいどうも思わないけど、もし自分がインドに来たのが1度目でこんな仕打ちにあったら、「インドなんか」と感じてしまうだろうなと思います。

あさって、天気がよくなりますように。

で、やってきました。McLerd Ganj。Dharamsalaの街からちょっと上がったこの場所にはチベットから亡命した人びとが住み、ダライラマの住居もここにあります。



8 Auspicious Him View Hotel

この旅でいっちばん楽しみにしてたホテル。チベットの家具をとりいれているという8 Auspicious Him View Hotelは女子にはたまらん宿ですが、父も満足しているようす。

経営しているのはチベット系(たぶん)の家族。事前のメイルの対応もものすごくよくて、ウェルカムドリンクも用意してくれて、おもてなしの心をわかってるなぁと思います。


うーむ

ここのホテルはそれぞれの部屋にチベット仏教のAuspicious Signs (日本語では吉祥文様というそうです)が割り当てられていて、私たちのはEndless Knotでした。このへん読んでみてください。


霧~

到着してすぐにざざーっと雨が降ったけれど、すぐにやみました。7月の天気はこんな感じらしいです。したがってオフシーズン。

4~6月と7月のあたま、9・10月なんかがハイシーズンだそうです。12月は雪もふるってさ。


カラフル

私この旗はずっとネパールのものだと思っていましたが、チベット系でも飾るんですねー


チベット解放運動に関わった人のための碑

皆さんご存知のとおり、現在チベットでは中国政府の政策に反対する人びとが自らに火をつけ抗議のための自殺をするという悲惨なことが行われており、そんな人たちの一覧がデカデカとはりだされていたりします。そういったことができるというのはチベットへの想いや信仰心から来るのだろうけれど、自分には理解しがたく、悲しく感じるばかりです。


お寺

これはダライラマ法王の邸宅がくっついているお寺の入り口。カメラ携帯電話禁止で、中の入り口で預けます。

午後のおつとめというのでしょうか、20人くらいの僧が念仏(?)をとなえていました。日本のお経とはもちろん違うのだけれど、使っている用具やいろいろな動きがおもしろくて、見ていてもあきません。座って聞いてたら、そのうち通路のジャマといって追い出されたけど。

お寺の内部の壁画がものすごくきれいです。仏像もキラキラしていて日本のと違うし(密教のみたい)見ていてわー!すげー!と思います。


もうひとつのお寺

これはMcLeod Ganjのメインエリアに近いところにあるお寺。明日行ってみます。


メインエリア
McLerd Ganjのメインエリアは六叉路 くらいになっていて、人も車も2輪車も牛もみーんな集まってくるような感じです。メインバザールもこの近く。 アクセサリーから服、置物などいろーんなものがあります。


晴れてたら眺めもっといいね

ぶらぶら歩きながら果物買ったり(ここHimachal Pradeshではりんごを作っています)家族へのおみやげを選んだり、絵葉書をみたり、本をぱらぱらとめくったり、おいしそうなチベット料理やを除いたり、これだけで楽しいーーーー! と思ってしまう自分はやっぱり俗人なのです。いっくら仏教の聖地に行っても苦笑


ちと

ちと政治的な絵だと思ったら、亡命政府の組織するチベットの政党のオフィスの近くでした。


トゥクパと…なんだっけ

チベット料理はずぅっと前にバンガロールで食べて以来。

でもあっさりした味つけで東インドの調理に似たところのあるチベット料理は私たちのスパイスで疲れたおなかにやさしいのです。

ふたつともチベットの伝統麺料理。ほっとする味です。


モモ

これはモモ。なぜか日本にある普通の北インド料理でも出てくるチベットとかの料理。餃子にそっくりで、やっぱり醤油とお酢が出てくる。ラー油代わりに唐辛子ペースト。

父いわく「餃子とラーメンなんて最高だね」

…う~ん、まぁ、そうなんだけど。笑



0 件のコメント:

コメントを投稿